

コナラ属、別名ナラ
コナラ属は最適な成長のために、水はけの良い酸性土壌と十分な日光を必要とします。水やりは適度で、土壌は湿った状態を保ちつつ、水浸しにはしないようにします。特別な注意点としては、オークウィルトなどの害虫の定期的な監視や、弱い枝構造を防ぐための適切な剪定実践が含まれます。
水やりの予定: 2-3週ごと
日当たりの要件: 日なた
人間に有毒
お世話のしやすさ | 硬い |
寿命 | 多年生 |
水やりの予定 | 2-3週ごと |
日当たりの要件 | 日なた |
土のpH | 5-6.5 |
耐寒性ゾーン |
4-8
|
毒性 | 人間に有毒 |
ヨーロッパナラ(欧州楢)は長寿のブナ科の広葉樹で、40 mに達するものもあるという大木です。学名のQuercus roburは「堅い樽」を意味します。秋にはドングリがなります。硬くて重い木材として、家具や床材、窓枠や階段、ワイン樽などに使われます。
アカガシワ(赤柏)はその名の通り、葉が赤色に紅葉します。北米や欧州で公園、庭木や街路樹によく見られる木です。日本には明治時代に渡来し、同様に街路樹や公園樹として植栽されています。但し、大きく生長するため植栽できる場所は限られます。
アメリカガシワは水辺に自生しますが、街路樹や公園樹などにも用いられます。材は硬く、建材として使われるほか、アメリカでは杭としても利用されます。ドングリはマガモやアメリカオシなどの渡り鳥の餌となるだけでなく、周囲に生息する鳥類や哺乳類などのさまざまな生物の餌となります。
ヨーロッパ・地中海沿岸部でよく見られる大木で、葉がセイヨウヒイラギの葉の形に似ていることからセイヨウヒイラギガシ(西洋柊樫)と呼ばれています。堅くて丈夫な木材として船舶、建材、家具などに使用されます。生息地によって個体差はありますが、夏になると細長いドングリの実が成ります。
アラカシ(粗樫)はドングリがなる常緑広葉樹で、山野や公園などでよく見かけます。幹は非常に硬く、歴史的に建築用木材としても使用されていました。カシは一般的に関東ではシラカシを、関西ではアラカシを指します。
1000万の実例に基づいたコナラ属でよくある問題