ガーデニング
ハナキリンは1年を通して美しい花を咲かせる多肉植物です。乾燥に強いため、比較的丈夫で育てやすいと言われています。鉢、コンテナ、花壇などで栽培されるだけでなく、中庭、垣根、目隠し、縁取りや境界など様々な場面で利用されています。
豆知識
ハナキリンは恐らく最も小さい花でしょう。ツツジほど華やかではなく、スイセンのような清廉さと優美さもなく、シャクヤクの美しさと高潔さとは比べられませんが、地に足をつけて生きています。花や木の多くは冬には弱りますが、ハナキリンは霜にも負けません。しかし、愛らしく華奢な花は目の保養となります。小さな花は蝶のような形をしており、その2つの花弁は小さな房となり、夏には緑、冬には赤く色づきます。自宅にいくつか鉢を置いておくと、いつも春のような気分になれるでしょう。
名前の由来
Crown of thorns: 小さな低木で、その名前は主茎に生えている鋭い2分の1インチ程の棘に由来しています。古代ローマ人はその枝を切り、イエスのために冠を作ったという話もあります。そのことから茨の冠と呼ばれています。